ヲタ録

ハロヲタ歴約20年。世間の片隅で生きています。

卒業式

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昨日、私は所謂”モーヲタ”を卒業した
その余命の日数……、カウント00
そして、2008年11月9日は伝説の日となった

もうやり残したことは何もない
この日は中野サンプラザにて安倍なつみの秋の全国ツアー最終日だった
愛ちゃんにはお揃いの洋服をプレゼントした
ミューも23日、最前列で観てきた
だが、なっちには4月27日の赤坂アクトシアターでの千秋楽以来会っていなかった
このまま終わる訳にもいかず、8月あたりからなっちへのプレゼントの構想を秘かに模索していた
最初は洋服を考えていて、メーカーに問い合わせたり、オリジナルを作ってもらえるところを調べたりしていたけれど、うまくいかない
これまでのヲタ活動を改めて振り返ると何度も何度もさまざまな壁にぶち当たってきた
だけど、いまや僕は現場で最強系といわれる有名ヲタやファイター達と対等に渡り合える存在にまで上り詰めることができた
だから、絶対に無念のまま終わりたくはなかった
なっち…、僕のなっち…… 会いたくて仕方なかった
何度も何度もDVDを見ては泣いた
洋服構想がダメだというのが明確となり、一(はじめ)から考えることになった
だけど、これまで散々考えてきたことが全くの無駄になることはない
これまでの構想は新しいものと結びついてウルトラ級に変貌することもあるからだ

8月のミュージカルが終わり、漸く資金のチャージがみえてきた頃、決勝点をどこにするのか、関ヶ原…、天王山…、もはや老害でしかない私の引退試合の布石となる日程を考えていた
一つは、自分の誕生日でもあるクリスマスディナーショーでプレゼント
もう一つが、コンサートツアー・ファイナル
結局、待たせる訳にもいかないからと思い、ファイナルに強行突破を決断した
オークションにて8万円でチケットを譲ってもらい、昼公演2列最中央部を入手
のちに夜公演も2万円にて5列通路側中央ブロック付近を勝ちとった
さらに職場の女の子に良心で良席チケットを3枚も無料であげてしまった
しかもなっちの好きな白のサイリュームまで付けてww

日程は決まった
そしたら、その日まであとは努力するだけだった
今回のプロジェクトの中心課題プレゼントの中身は、これより少し前に実は決まっていた
むしろ決戦の動機を決定付けたのは、やはりこの龍の目であった!!
ーー婚約指輪 但し、添え書きにはもちろんジョークである旨を書き入れたけれど……
これ自体はそんなに高いものではない 愛ちゃんのと同じ値段……
だけれども、デコレーションにはこだわった
例えば熊本から紙袋1枚を取り寄せたり、手紙1枚さえもこれまでの集大成というべく総合プロデュースをした
すべてはなっちを愛しているからだ!!

こうして、「最後の花道」を有終の美で終わらせる為、チケットを確保してからのその後の2週間というのは多忙を極めた
弁理士試験の勉強を中断し、今回のプロジェクトを全力で推進した
一週間前からは体力作りの為、コンサートに向けて毎晩7kmのよみうりランド周辺の山道を1時間かけて走りぬき、お蔭で地元への愛着も湧いた
走っている最中もなっちのことをずっと考えていた

決戦の朝…… 天気は曇り時々雨だった
この日まで関係者以外話すことのなかったものを用意した
ーー紋付袴 日本男児の着る最上級の正装
今回は自分プロデュースということで、
冒頭の画像にあるように、
(cf.ttp://www.moon-leaf.biz/cinema/news/2008101801.shtml)
先日のアメリカでのプレミアム試写会に「特別応援隊員」として日本から駆けつけた彼女の衣裳に合わせる為に、
私はこの日までに黒の袴、白の羽織と着物、そして赤の羽織紐を京都から取り寄せていた
お揃いで映画を観たいと思ひました……

いざ、出陣……

終演後、現場によく来る常連の方に「すばらしい格好で」と言われました


最後に、今回のプロジェクトを完結まで導いてくれた本を紹介します
8月に出たばかりの本で本屋にもあまりないので是非店員さんに聞いてみて下さい
ーーつんく♂著『一番になる人』(サンマーク出版
サンマーク出版といえば10年前、『小さいことにくよくよするな!』というベストセラーの啓蒙書を出版したところです
10年前、私が浪人生を送っていた時、今は亡き祖父が通販で取り寄せてくれたものです
でも、読んでいません
10年後、私は自分で買った同じ出版社の啓発本を何度も何度も読んでいました
だけど、いま物凄く充実しております