さてさて、拙者が善光寺に詣でた理由を述べよう。
吾輩は最近、諏訪の守屋山中にある物部守屋神社に懇ろに足を運んでいる。
なぜなら、かつて権力の中枢にいた方が、こんな信州の山奥に祀られている事に、敬いの念をもたない訳がないし、たまたま近くに住んでいる事もあって通える範囲にあるからだ!
話を戻そう。
神社があることからすると、
どうやら物部氏は信州に縁があったらしい。
物部氏を調べていくと、善光寺に守屋柱というのがあるというのが分かった。
善光寺は守屋の鎮魂の寺院との説もある。
そこで、拙者は守屋様の御魂の解放の為、善光寺に突撃を計画した!
始めに、守屋神社に詣で、これより突撃を開始する旨の奉告をする。
すると、神は「善光寺の御仏の御前で我が魂の解放を願うだけで良い」との言葉を受け給ふ。
そこで、不審な行動は避け仏前にて作法のまま、御魂の解放を祈り奉った。
さらに、戒壇巡りを行い、闇のなかの重圧に耐えながらも、御鍵の在り処を確認し、心では「なんぼのもんじゃい!」