ヲタ録

ハロヲタ歴約20年。世間の片隅で生きています。

弁理士とは

万有引力の法則を発見したアイザック・ニュートンは私とおなじ12月25日生であるが、ニュートンは木からりんごが落ちるのを見てこの法則を発見したという
ところで、先日「おじぎでシェイプアップ!」のDVDを購入した
それを今日開けて、冒頭部分だけちょっとみてみた
すると、「弁理士」を目指している私にとっていろいろと考えさせられるキーワードが次々と出てきた
なにも制作者は意図としている訳ではないのに、こういうことはあるものである

そこで、以下「弁理士」、「弁護士」、そして「司法書士」について少し妄想してみた
まず、司法書士とは
受験生は予備校で、たとえば抵当権について教えてもらう
AとBがCの土地を…、というような板書が思い浮かぶであろう
そこで司法書士は、それならそうですねと手続きを申請するいわば世間の仕事に置き換えるなら事務職である
次に、弁護士とは
たとえるなら政治家 悪くいえばクレーマーのようなものだ
判例ではこうなっている いや学説ではこうだ そこは条文だろ…
裁判所では検察官、弁護士、裁判官のそれぞれが皆、勝手なことを言っていてまったくの三つ巴状態だ
結局、裁判官に決定権があるため、どっちかに折り返しているにすぎない
最後に、弁理士とは
いわば、修理屋(fix:修理する)である
西洋の中世史でいうギルドにいる職人 靴の修理屋さんや刀鍛冶等
とある物が、技術の進歩というレールにちゃんと乗っているか、間違っていないか、余計なものがないかをチェックする仕事である

そこである日、一般市民としての司法書士弁理士のところに駆けつけた
「この問題をどうするか」
弁理士
「では、こうしましょう」と言って、本件を修正した
家に帰って、司法書士は言われたとおりに事務をこなした

弁護士からすれば、弁理士なんてはっきりしない奴だと陰で言われ、
司法書士からすれば、弁理士は自分で仕事をしないと思われている
ママ、巷のウワサは絶えない…

翻って、冒頭のDVDのなかでいうキーワードとは
目下懸案の弁理士試験にそのまま当てはまる
この試験で問われていることは、
「膨大な知識とそれらを融合する力」であると思われる
それは、とある合戦について書けといった日本史というより、
公式のある数学やなにかについて意見を述べる小論文に近い
すなわち、間違いを正す 無駄をなくす そして、論理明快に答えるということだ
高橋愛ちゃんのセリフに「頑張りすぎないように頑張る」とは、諺にある「過ぎたるは及ばざるが如し」のことであり、それは正しく弁理士業務に当たる
しかも、「おじぎでシェイプアップ!」という題名自体、メタボ解消ではないかw
また、「亀井ちゃんとさゆの二人が間違いをした人を発見したときの対処の仕方」では、亀井ちゃんが「なんでやねん」とすぐに相手を否定したのに対し、
さゆは「できますか」と声を掛けているシーン
さらに、亀井ちゃんの携帯の操作ボタンは意匠権のテーマだったり…
そのように思うと同時に、
開幕のヲタの拍手に自分の拍手がないのに気付いて、
感慨深くも温かい気持ちになった